樹脂版づくり

久しぶりにレタープレス印刷用に樹脂版をつくりました。

本来はネガフィルムを原稿に用いますが、複雑でない絵柄であれば、ネットなどで簡単に手に入る遮光用マスキングフィルムで代用できます。

 

Illustratorでつくった原稿をカッティングマシンに送信してマスキングフィルムをカット。

版にしたい箇所のフィルムを剥がします。

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それを樹脂でてきたプレート(photopolymer plate)に密着させて

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露光します。この露光機だと3分。

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露光が終わったら人肌より少しぬるいぐらいのお湯に。

紫外線があたった場所(上のフィルムで透明になっている箇所)はかたまり、それ以外のところは水で流れ落ちます。

刷毛を使って、まあまあ手早く、でも力は入れずに。考え事をしながらやるぐらいがちょうどいい、と。。

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(仕上がった版を写真に撮るのを忘れました・・・)

 

薄いプラスチック素材なので、ハサミで適当にカットして。

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別件で試し刷りをしていたので、濃い目のゴールドで印刷。

桜花びらカードができました。

 

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2月以降の平均気温が400℃を超えると桜が咲くという、桜開花の400℃の法則。

東京は今週末にも超えそうとのことです♪

 

3Dプリンター製活字で印刷【2】

週末は、活字書体の設計、研究をされている typeKIDS のみなさんが、2回目となる3Dプリンター製活字の印刷にいらっしゃいました。

来週開催の展示会にむけて作品制作、ひらがな8行(いろは歌)と漢字3行を印刷されるとのこと。

前回漢字4文字を印刷する際も、 3Dプリンターの精度の問題をtypeKIDSのみなさんそれぞれの知恵や技で解決し、やっと印刷できたという感じでしたが、

今回は文字数が多いことに加え、ひらがな特有の曲線のためか均一の高さになっていない箇所が多々あり、一つでも高い活字があるとうまく印刷ができません。

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最終的に、一行ずつ微調整をしながら刷ることになり、8行がすべて刷り上がるまでに約8時間。

様々な分野で活躍されているみなさんの、さすがのヒラメキと手仕事で試行錯誤を繰り返し、昼過ぎから深夜までの作業でようやく刷り上がった作品。

来週、表参道画廊 MUSEE Fで行われる漢字書体の変遷とその復刻展にて展示されるとのことです。

 

typeKIDS Exhibition Spring 2015
漢字書体の変遷とその復刻展
http://www.kinkido.net/typeKIDS/typeKIDS_exhibition.html
3月9日(月)〜 14日(土) 表参道画廊 MUSEE F 

 

今回も私自身にとって大変勉強になる印刷会となりました。

お越しいただきありがとうございました!